皆さんこんにちは。赤坂一ツ木通りクリニックの松下です。

9月も終わりに近づき、だいぶ涼しくなりましたね。
そろそろ秋の装いも用意しなければ、と思う昨今です。

秋と言えばサンマ。
定食屋さんのランチ、飲み屋さんの肴としても新サンマを見かけるようになりました。

香ばしく焼いたサンマをパリっと開いて、そこに大根おろしをのせて醤油を数滴・・・考えるだけで食欲を増進させますね!さすが秋の味覚の代表格。

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ご飯によし、お酒によしで老若男女に好まれているサンマですが、みなさんはサンマの内蔵(わた)も食べていますか?

残してしまっていたら・・・勿体無いです!
実はサンマのわたにはレチノール(ビタミンA)が豊富に含まれていて、エイジングケア効果があります。

レチノールは、もともと体内に存在しているビタミンAの仲間です。
コラーゲンを増やすはたらきを持っていますので、肌の弾力低下やたるみ、シワが気になっている方は積極的に摂ると良いと言われています。
また、肌の再生や皮脂分泌をコントロールするはたらきもありますので、ニキビや吹き出物にも効果的です。

ただ、わたは苦みや臭みがあるので食べるのに抵抗がある方もいると思います。
そのような方は、レモンやかぼす、大葉などと一緒に、苦みや臭みを緩和させると美味しく食べられますよ。
そして、サンマのお供、大根おろしにはビタミンCが含まれていますので消化を助けてくれます。

サンマは、レチノール以外にもタウリンやイノシン酸などの旨味成分が含まれています。
タウリンにはコレステロールを排出する効能があり、高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。
イノシン酸には代謝機能を良くしてくれる働きがあります。

これらの効果は主に脂にありますので、焼き魚にする時には姿のまま脂を落とさずにふっくらと焼いて食べるのがおすすめですが、焼き魚以外にも刺身、フライ、煮つけ、つみれなど色んなサンマを楽しみましょう。

さっそく今夜サンマを食べます♪



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