赤坂一ツ木通りクリニックのブログ

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タグ:脳卒中

こんにちは。赤坂一ツ木通りクリニックの松下です。

最近の私の流行り、それは・・・

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こんにちは。赤坂一ツ木通りクリニック院長の吉澤です。

前回のブログでは早朝高血圧のメカニズムに関してご紹介しました。
しかし、そもそも高血圧とは何でしょうか?との質問がございましたので、今回は高血圧そのものにスポットを当ててわかりやすくご紹介します。

高血圧とは?

血圧とは心臓から送り出された血液が動脈の壁を押す力のことです。心臓が収縮した時が最大の圧力となり、収縮期血圧(上の血圧)と呼びます。逆に、拡張した時の最小の圧力を拡張期血圧(下の血圧)と呼びます。

心臓は収縮と拡張を繰り返して血液を送り出しており、それに応じて上がったり下がったりします。
高血圧は、この血管の圧力が何らかの原因で異常に高くなってしまっている状態で、血管は必死にその高い圧力に抵抗しようとします。このような状態を放置してしまいますと、血管が酷使されて硬くなったり(動脈硬化)、耐えられなくなって破裂して脳の血管に出血を起こしたり(脳出血)、心臓の血管が裂けてしまうこと(大動脈解離)があります。

日本で高血圧がある人は約4300万人、つまり国民の3人に1人は高血圧と言われています。また、高血圧に関連する病気で死亡している人数は、1年間で約10万人です。これらの理由には、日本人の塩分摂取量が多いことや食生活の欧米化で肥満傾向にあることなどが挙げられます。
高血圧を放置していると徐々に全身の血管の動脈硬化が進み、脳卒中、心筋梗塞、腎不全などの合併症を引き起こします。高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれており、気付かない間に心臓や血管に悪い影響を与えて命を落とす可能性もあります。

因みに、高血圧は90%が明らかな原因が特定できない本態性高血圧で、残りの10%が腎臓や副腎、甲状腺などの病気によって高血圧が誘発される2次性高血圧と言われています。

高血圧は身近な病気でもあり、非常に厄介な病気なのです。しかし適切に治療を行えば、合併症を引き起こすリスクを軽減できます。

高血圧が疑われましたら、早めに治療することをお勧めいたします。

当院でも、検査ならびに治療計画の立案・提案を行っておりますので、気になる場合はお気軽にお立ち寄りください。


赤坂一ツ木通りクリニック
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